< 戻る >
死者3人、負傷者1000人に 内モンゴル地震
産經新聞,8月17日
新華社電によると、中国内モンゴル自治区で16日夜起きた強い地震で、17日夕までに住民3人が死亡、重傷者54人を含む1000人以上が負傷したことが分かった。
震源地に近い同自治区東部の巴林左旗やアルホルチンでの被害が深刻で、家屋の倒壊は7912戸、一部損壊は8万3100戸、被災者は60万人以上になった。
現地の民家の大部分は土造りで、地震に弱い構造だった。
地震のため、一部地域で通信や送電が停止、土砂崩れなども発生した。
中国中央テレビによると、既に負傷者は全員、病院などで応急治療を受けたという。
中国民政省によると、経済的な損失は13億8000万元(約200億円)に達する見通し。
約500人の武装警官らが現地でテントを設営するなど、被災者の救援に当たっている。
地震の規模はマグニチュード(M)5・9で、72回の余震も確認された。(共同)
< 戻る >